ワークスペースにガラス空間で広がりを。モノトーンでまとめたシンプルリノベーション
インテリックス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」
ガラスの建具で空間をつなげる
家の奥まで光の届きにくかった3LDKから、明るく開放感のある2LDKに生まれ変わったKさん邸。玄関を開けた瞬間から感じる自然光の明るさと、室内ののびやかな見通しの良さをもたらしているのは、ガラスを多く使用した建具です。居室の入り口となるリビングドアをガラス製にすることで、リビングダイニングからの自然光が玄関まで届くようになりました。
リビングの隣には、夫の希望だったワークスペースを配置。大きな室内窓とガラスのドアで、開放感を損なうことなく空間を区切っています。
たっぷりと光の入るキッチンには、妻の憧れだったステンレスのキッチンカウンタ―を取り入れました。プランニング当初は、リビングと対面するレイアウトを望んでいた妻。キッチンのサイズと配管の関係で断念したものの、視界の広がったLDKのおかげで、四季によって移り変わる景色を楽しみながら料理をしたり、カウンターにハイスツールを置いて、テレビを観ながら晩酌を楽しんだり、今のレイアウトにも十分満足しているようです。
メリハリのあるコストバランスで予算以内に
住まいの印象に大きく影響する大きな室内窓やステンレスキッチンには、しっかりと予算をかけ、それ以外でコストバランスをはかったという妻。「予算の上限を決めていたので、内訳を見て削れるところはどんどん削りました。特にこだわりのないところを決める時の口癖は“安いもので!”」と笑います。
引き戸をつける計画だった寝室に設置した妻のクローゼットは、建築士のアイデアでベッドとの間に仕切り壁を建てることで半独立した空間としました。コストカットになっただけでなく、回遊性が生まれ動線としても優秀。
照明や雑貨なども妻がネットで探したものを使用するなどできるだけ予算を抑える工夫をしていますが、こだわりたい部分は妥協しなかったため、コストカットに注力したような印象はまったく感じることのない住まいになっています。
INSTRUMENTS
キッチン:サンワカンパニー
インテリックス空間設計
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リノベりす編集部コメント
リノベーションの満足度は内装はもちろんですが、環境によるところも大切。大きな窓から桜や紅葉が楽しめるのは嬉しいですね。その景色を、どこからでも見られるようにガラスを多く取り入れたプランも開放的で気持ちがよさそうです。